とりあえず序盤の試合くらいはフルで見ていこうかな。

10/26はホーム開幕戦。
相手はCHIとイースタンとの試合が続く。

休日だったので久しぶりにライブ観戦、勝ってくれないかなぁ。
スタメンは変わらず。
序盤はモラントの得点から始まりJJJもドライブで続く理想的なワンツーパンチ。
あとは3Pを決めるだけ、ディフェンスからのアーリーオフェンスも圧力をかけれていたと思う。

CHIはマルケネン始め3P不調気味、ワイドオープンの3Pはあまり与えていなかったので当然それもあるかな。
逆にあのあたりの微妙にプレッシャーを与えている3Pを決められだすと苦しいんだろうね。
2Qはタイアス、カイル、ヨナス、グドリッチなどでスローダウンさせてハーフコートバスケット。
ディフェンスをぶち抜いたりはなかったけどリードを保ちまずまずの出来。
あとはクラウダ―の持ち味である積極3Pのおかげで二桁までリードを広げる。

後半はCHIペースでスタート、TOからの失点、リバウンドの弱さ、ゴール下の決定力など今のチームの課題が出た感じ。
こういう時間にどうするか、前の試合から何を学んだのかを出したいところ。
ここはベンチメンバーが踏ん張る、クラークが苦しいところを合わせプットバックレスキュー。
グドリッチとカイル、スピードはないけどとりあえず一人でリングまでいけるのはいいね。
ただディフェンスの受け渡しミスで簡単にミスマッチ作っちゃったりで追い上げられる。
前の試合はここから崩壊したけどここはジェンキンスHC中心に立て直せるかというところ。
JJJが踏ん張ったり、リバウンド押し込んで食い下がるが、ディフェンスはホワイト&ラビーンに対応できず。
結局終盤は全て撃たされたシュートとTO、自分たちで作ったシュートはなかったかな。
またしてもファウルボーナスをうまく使えず110-102で敗戦。

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10/28はホーム2戦目でBRKと対戦。
東地区との対戦が続く。
リーグで最もアンストッパブルな選手の一人アービングにどう対抗するか。
また機動力と高さのあるインサイドをどう攻めどう守るのか。

出足はシュート好調、3Pケアをしっかり行いドライブを強いるディフェンスで相手のペースを落とす。
このディフェンスは現代NBAのスタンダードになりつつある。
デアンドレがヨナスを放置しパスレーンもシュートもがら空き、ヨナスのシューティング状態。
イリーガルギリギリのBRKのDFプランに対しMEMもあくまでヨナスを外に展開。
アービングは周りを使うモードと思いきややっぱり個人技全開、もちろん止められない。
BRNのゾーンに対してはインサイドを空けスペースを広く使う攻め、このあたりジェンキンスの方針が徐々に見えてきたかな。
でもモラント抜けるとハーフコートあんまりうまくいかず、ルーズボールうまく取れずでちょっとやな感じ。
急いでカイルとヨナス戻して持ち直し、この二人は停滞してる中でも淡々と仕事してくれる。
流れを変えたいのか秘密兵器ソロモン=ヒルを起用。
これが意外といいリフレッシュになって3Pを被弾しながらもアーリーオフェンスでリズムは渡さず何とかリードして後半へ。
3戦連続前半はリードして折り返し。
シュートの質ではMEMの方が良いと思うけれどこれで2点しかリードできてないのはやっぱり辛いね。
3QはJJJが4つ目のファウルでベンチへ、ゴール下のシュートがリムに嫌われ逆転を許す、早めにチームファウルを使い果たしてまたまた辛いところ。
ここはディロンが強気のシュートでレスキュー、でもやっぱりチームファウルからFTを献上。
パスを回されるわけじゃないけどディンウィディに無理やり崩され結局ファウルみたいな展開。
パス回されて3Pとかよりはマシなのかなと思いきや3Qラストプレーでパスで崩され3P決められ5点ビハインド。
ここ2戦課題の4Qはディフェンスからの速攻というこのチームの武器に加えモラントの個人技で追いつく。
だがアービング、ラバートも流石の決定力。残り2分を切り全く分からない試合。
ラストオフェンスは残り15秒2点ビハインドで誰を選択するか、最低でも組み立てたショットを撃ちたいところ。
決めたのはJJJとのP&Rからモラント!試合はOTへ

OTはクラッチモンスターアービングが流石の決定力。
MEMはモラントとディロンのジャンパーで追いつく、人の動きは少なくなるもTOになった後のオフェンスはチーム全員で修正して動いてパスを回す。
対するBRNはMEMの一瞬の緩みをついて決めてくる。
タフショットを強いてもしっかり最後までパスを探しオフェンスリバウンドを取るBRKに1点リードされ迎えた最後のオフェンス。
初めて使うセット(?)にとまどってパスミスTO、ここ一番のところで最悪の終わり方。
惜しくも力尽きた。。かと思いきやディンウィディがFTを一本ミスし、そこからモラントが持ち込んでクラウダ―が放った逆転ブザービーターがヒット!!!
まさかまさかの134-133でドラマチックウィン!諦めたらそこで試合終了だ!

前の2戦とは違いチームの課題より個人の課題の方が目立った感じの試合。
JJJはファウルトラブル、クラークは高さのある相手へのプレー選択、モラントは不用意なTOなどなど。
もちろんチームの課題も多かった(特にファウルとか)けどTOと3Pへのディフェンス、トランジションDFに一定の改善は見られた。
JJJの退場やヨナスのミニッツ制限もあり特にインサイドで苦しかったOT。
ベテランのソロモン=ヒル、クラウダ―の力を借りて全力で取りに行ったホーム初勝利を掴んだのはこのチームにとって大きな一歩だろう。
間違いなく今季のMEMベストゲーム候補。
盛り上がるMEMに対し淡々と得点を取り続けるアービングの格上感もすごかった。

ジャ=モラント 30pt 9ast
今日の勝利の立役者筆頭。
これまで試運転的に起用してきたが、タイアスの不調もあってか初の30分超えの出場。
速攻、クラッチバスケットに加えブザービーターのアシストし身体能力とスキルをいかんなく発揮。
デビュー3戦目で見事な存在感を見せた。
課題のTOは減らしていきたいがブザービーターで本人も救われただろう。

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ディロン=ブルックス 21pt 3P3/6
この試合の影の功労者。
中盤の苦しい時間帯を個人でつないだのと楽に3Pを撃たせずドライブについていくソリッドなディフェンスが目立っていた。
この活躍を続ければチームに不可欠な2wayプレイヤーになれるだろう。

ジェイ=クラウダ― 6pt 7reb 5ast
3戦連続スタメンのクラウダ―は思い切りのよい3Pと体を張ったプレーでチームを支えている。
今日決めた2本の3Pはどちらも値千金だった。
プレー以外でも積極的にコミュニケーションを取るBOSS MANから多くを学ぶシーズンにしたい。

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中1日LAに乗り込んでのLAL戦。
今までの中では一番の格上チームだろうか。
LALはレブロン、ADの絶対的な存在はもちろんシュートやディフェンスなどに長けた職人気質の選手も多い。
ブラッドリーのDFに対するモラント、レブロン・ADに対抗するクラウダ―、ディロン、JJJ、ヨナスといったマッチアップでどこまでやれるかはとても楽しみ。
JJJ、ヨナスに入れディフェンスを引くつけながら、ドライブやファストブレイクを織り交ぜるバランスのよいオフェンスでリードを奪う理想的な出だし。
P&Rへの対応とリバウンドに苦しみ徐々に逆転を許す。
アーリーオフェンスで点が取れず流れをつかめないMEM、こうなった時にどういうプレーコールするかだなぁ。
ベンチメンバーはディフェンスで粘り強く手を出しハーフコートはスローダウンさせながら持ちこたえる。
徐々に固まりつつあるタイアス、カイル、ヨナスのスローダウンラインナップ、5点リードはまずまずの出来。
ADは安定の化け物、常にいるべき場所にいる選手。
2QLALはレブロンを中心に反撃、チームで最大化された強さではないけれどやっぱり圧力はかかる。
ADとレブロンどちらかはコートに置いてタッチが悪いなりに何とかしていこうというLALに対し、MEMはJJJファウルトラブルだったりでこちらも決め手にかけるアグリーな展開。
どちらのチームもさっぱりなオフェンスで前半2点ビハインド。
後半はリバウンドやファウルからの得点で何とかかんとか食らいつく、個人技に頼らずしっかりセットしたオフェンスをやっていたのは良いと思う。
バランチュナスが苦しいところで体張ってくれるのはやっぱり大きい。
ただADやレブロンはどうしてもファウルなしでは止めれない。
レブロンとADが中を攻めているだけで差を広げられ苦しい展開、今の段階でこれを止めるのは難しいんだろうけど。
結局10人ローテから11人ローテに変えて挑んだMEMだけどいきなりADとレブロンに通用するわけもなく。
面白いほどシュートミスとTOを繰り返して91-120、21TO、FG32%、3P20%と課題の多い敗戦。
良い点はほとんどなくジェンキンスの試合中の苦悩が伝わってくるような試合だった、一つ一つ改善だね。
ディフェンスからの速攻で勢いをつけたいMEMに対し、無理やりファウルでFT取れるスターの相性の悪さってのもある。もちろんまだそれ以前の話だけど。
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11/3は中三日ホームに好調PHOを迎えての試合。
ジェボン=カーターは凱旋試合、うちはメルトンもジョシュジャクソンもGリーグだけど。

ウイングが強みのPHOに対しMEMはJJJとヨナスで中を支配したいところ、エイトンいないし。
お互いのアドバンテージをいかにうまく消せるかってところでもある。
どちらもチームも静かな滑り出し、MEMはファウルがかさみ勢いが出ないがリバウンドの確保とTOを抑れたのはよかった。
ゴール下ポロポロは相変わらず、速攻ミスして逆速攻を食らうパターンが辛い。
悪いシュート撃たせてもリバウンド取られたり不運なバウンドになったりでノれない時間が続く。
2Qも撃ってるシュートが必ずしも悪いわけじゃないけど、外した時にセットする前に攻められて失点というシーンも目立つ。
ウーブレとブッカーの不調に救われてる感もある中、狙いの速攻からの得点で一気に追いつき47-45と2点リードで後半へ。
後半の立ち上がりはTOが続くMEM、速攻外して逆速攻たまらずタイムアウト。
それでも流れは変わらずTOとファウルでシュートすら撃てないMEM、自滅で崩壊気味のオフェンスを立て直したいところ。
グレイソンとJJJが足を痛めてロッカーへ、MEMはクラークをセンターにしてタイアス、モラント併用のスモールラインナップで打開を図る。
こうなるとモラントが点を取りにいけるのが強み。
4Qはべインズとタイラージョンソンの3P好調でなかなか点が縮まらない、ルビオがうまくバランス取って最悪でも作られたシュートで終わってる。
このへんはリードしている展開の戦い方に慣れている感じ。
MEMも頑張ったけどべインズとブッカーにタフショットを決められ残念ながら追いつくまでには至らず114-105で敗戦。
グダグダだった3Qから頑張って立て直して接戦まで持って行けたのは収穫ではある。
フリーの3Pがもう少し決まってこれば変わるのかなぁ。
シュートを外した後のディフェンスは課題になりそう。
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開幕5試合はなんとか1勝。
ローテーション的にもまだまだ試験段階ではあるしスタッツもスモールサンプルなのであれこれ言うのは時期尚早だろう。
とりあえず外しすぎている速攻やフリーのシュートの調子が上がってくることと怪我のないことを祈りながらゆるゆる見ていきたい。
グレイソンとJJJの怪我が軽いものならよいのだが。